ディーン・フジオカや大谷亮平など、外国で活躍したのち、日本に来て活躍するという「逆輸入俳優」が今、密かに増えています。

今回、ご紹介する田中千絵もその一人です。

長年の台湾での女優生活を経てこの度『貴族探偵』に出演することが決定。

これを機に、日本で本格的に女優復帰を果たすのではないかとされています。

今回はそんな田中千絵の魅力と今後について詳細を調べてみました。

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田中千絵は、台湾でどのような活躍をしていた?

引用元:http://entamix777.com/6577.html

田中千絵は、もともと台湾にいたわけではなく、もともとは日本で普通に活動していました。

しかし、正直いって全然芽が出ず。

そんな田中千絵のプロフィールは以下の通りです。

生年月日:1981年8月17日

年齢:35歳

身長:164cm

所属:ミューズ

高校:私立堀越学園高校

大学:玉川大学出身

引用元:http://geisposoul.com/tanakachie/

なるほど。意外に歳いって・・・・、結構芸歴を積まれている方なんですね。www

田中千絵は、メイクアップアーティスト「トニー・タナカ」の娘です。

1998年に『美少女H』という作品で初のドラマ出演を果たし、芸能活動を開始しました。

それから約10年。

正直いってあまりパッとしない芸能生活だったという田中千絵。

芸能人として頑張りたいけど、このままでは、「引退」することになりそうと思いつめていました。

何も取り柄がなく、地味な感じの印象を持たれていた田中千絵は、日本ではこれ以上の活動は難しいのではないかと思うようになったそう。

そこで、「自分の個性を生かして活動するにはどうすれば良いか」と考えるようになります。

そんな中、田中千絵にとある人生の転機が訪れるのです。

それは台湾映画『頭文字D(イニシャルディー)」に出演したことでした。

田中千絵は、この作品で、”ガソリンスタンドの店員”を演じます。

この作品で、監督を務めていた「アンディー・ラウ」は、田中千絵に大きな可能性を感じたんだそう。

「中国語を勉強して、本格的にアジア映画でデビューしてみたらどうですか?」と田中千絵に問いかけた監督。

その言葉に、「芸能人として再出発」をすることを決意し、台湾に籍を置いて本格的に女優として活動していくことを決意するのです。

正直、普通なら「社交辞令」と感じる人も多く、真に受けないのではないかと思うのですが、田中千絵は違いました。

せっぱつまっており、日本での居場所に危機を感じていたこともあり、「そんなチャンスがもしあるのなら、藁をもすがる思いで飛び込みたい」と意志を固めたようです。

そして、単身台湾に飛び、大学で本格的に中国語の猛勉強をします。

そんな、田中千絵は、台湾で活動を始めるにあたり、自分に課した課題がありました。

1:日本人の友達をつくらないこと。

日本に未練を持たず、台湾で頑張るためと思われます。

2:北京語の完璧なマスター

台湾で本格的に頑張るためには、必要不可欠と感じたからだと思います。

ですが、そんな努力むなしく、ブレイクはできず、日本のように芽がでない日々が続きます。

本当の意味でピンチにさらされた時、ある一筋の光が彼女を包み込みます。

それは、ウェイ・ダージェン監督との出会いです。

台湾では大変有名な監督なんだそう。

「台湾でもだめなのか」と落ち込み、朽ちていた田中千絵が綴った悩みをたくさん書いたブログを読んだ監督。

「海角七号君を想う、国境の南」という監督の作品に田中千絵を起用したのです。

どうやらそのブログの内容が監督が考える、今回の作品の”ヒロイン像”とぴったりだったからみたいですよ。

しかも「中国語が話せる日本人」という役どころで、まさに”田中千絵に合わせた?”とでも言いたくなるような抜群の設定だと思いませんか?

ただ、この映画、公開するまでには、大変な苦悩の連続だったんです。

台湾では、近年映画業界が大変不作とされており、全体的に10年ほどヒット作がないという衝撃的な状態だったんです。

そのため、充分な制作費が与えられず、撮影中止に追い込まれることもありました。

でも、田中千絵は、決してあきらめませんでした。

台湾にきたことへの大きな決意などから簡単にはチャンスを棒にふりたくなかったんでしょう。

自らスポンサー巡りを行い、必死で資金調達を行い、2008年、なんとか映画公開までこぎつけるのです。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CYtPWXzRnAI

資金難で二度撮影が中止したりと順調な撮影ではありませんでしたが、2008年に公開されると台湾映画史上No.1の興行収入を達成、台湾版アカデミー賞と言われる金馬奨で10部門ノミネート6部門受賞の快挙を遂げた。

引用元:http://geisposoul.com/tanakachie/

台湾映画の中では、歴代2位という大記録みたいですよ。

この活躍から台湾で一気にブレイクを果たすのです。

09年にはニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に、12年には内閣府から「世界で活躍し『日本』発信する日本人」の1人に選ばれた。

引用元:スポニチ

日本でも台湾でも結局は苦労の連続でしたが、こうしてやっと「台湾の大女優」となり、アジアの星として光ることに成功しました。

そんなこんなで活動拠点を「台湾」にして、「アジアのトップ女優」になるため、これまで走ってきたのです。

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田中千絵は、既婚者?旦那は台湾人との噂??

引用元:http://www.moviecollection.jp/news/image.html?p=822&image=3

田中千絵は、もう35歳ですから、結婚していてもおかしくないですよね。

ネットでも「台湾人と結婚した?」という噂があります。

・・・・しかし、デマです。

実際は、独身で、彼氏も現在は、いないという状況みたいですね。

まあ、でも彼氏は公表していないだけで、密かに交際している可能性はありますが。www

以前は、『海角七号』で出会った俳優の、ファン・イーチェンと熱愛報道があったみたいです。

でも、「手料理を持っていっただけ」と交際否定をした田中千絵。ww

しかし、「本当に手料理だけですか??」と台湾のマスコミに攻められたこともあるよう。

マスコミ。www

ちなみに、日本にいたころには、俳優の伊藤英明との熱愛報道があったようです。

路チューなども写真に撮られたようですが、事実だったのかは不明な様子。

でも、はっきりした噂ではないことから大方ガセネタではないと言われているようです。

ですが、これからどなたかと交際することなどもあるかもしれませんので、田中千絵の今後の活動に注目ですね。

『貴族探偵』で本格復帰の噂

引用元:://http://matomame.jp/user/giant7/cf8a3680dc42ffcd60a1

そんな田中千絵は、約12年ぶりに日本のテレビドラマに電撃復帰をするというニュースが入ってきました。

田中千絵は、第9話のゲストとして登場します。

事件の被害者である佐和子役とのこと。

し、死んでしまうんですか。汗

ただ、第9話では、原作ファンから「貴族探偵といえばコレ」と太鼓判を押されるほどの人気話である「こうもり」という話をドラマアレンジを加えつつ放送するそう。

この話は、トリックが大変不可解すぎて、ドラマや映画の技術では、伝えるのが大変難しいとされていると聞きました。

ドラマの見どころについては「私が演じさせていただいた被害者である佐和子の死体が、今までに見たことのない姿で発見されるので、ぜひそのあたりに注目して見ていただければと思います!」とコメントを寄せている。

引用元:MANTANWEB

ところで、なぜ、日本での凱旋作に、このドラマを選んだのでしょう。

「嵐主演だし、話題性があるから?」

「月9だから視聴率があると思って?(実際は無いですが)

実は、田中千絵が『貴族探偵』のオファーを受けた裏には、あるひとつの奇跡が隠されていたのです。

今回のオファーに、田中は「デビュー作『美少女H』で大変お世話になった中江監督と羽鳥プロデューサーと20年ぶりに、またこうしてお仕事をご一緒させていただけたこと、どんなに時間がたっても当時と変わらない温かさで私をまたフジテレビのドラマに呼んでくださったことに心から感謝しています」とコメント。

引用元:http://news.mynavi.jp/news/2017/06/05/043/

そう実は、『貴族探偵』の監督とプロデューサーが奇しくも、田中千絵のデビュー作となった『美少女H』を担当していたんです。

なんという運命なんでしょう。

その2人からのオファーとあれば引き受けてしまうのはうなづけますね。

また、嵐の相葉雅紀が主演なこともいちおう理由のひとつということです。

台湾でも絶大な人気があるらしく、共演することで、周囲も大変喜んでいるそうですし、なにか狙いがある部分はあるのかもしれません。

田中千絵の今後の日本での活動を予想する

引用元:http://kotukotutuzukeru.link/archives/3629

田中千絵の演技力などが日本でどの程度受け入れられるかにもよるかもしれませんが、逆輸入女優として、今後ブレイクする可能性は充分に秘めていると思います。

日本で活動していた時代はあったものの、12年もブランクがありますし、「無名の女優」と言われても仕方がないです。

ですが、「アジアのトップ女優」になるには、彼女の故郷である”日本”での知名度と活躍は必要不可欠だと思います。

なので、これから先、ブレイクするかは、未知数だし、日本を拠点にするのか、あくまで一時的に来ているのか全て不明です。

でも、この先、日本で活躍できれば、田中千絵のこれまでの苦労も報われるし、夢にも近づけるでしょう。

まずは、一番は『貴族探偵』への出演で、どれだけ爪痕を残すことができるかにかかっているような気がします。

ただ、視聴率が低迷続きのドラマのため、若干の不安があるのも事実です。

とにかく、6月12日の放送が勝負となりそうですね、

みなさんに田中千絵の魅力をたくさん知ってもらえるように祈っています。