2019年12月『Produce101Japan』という番組からJO1という1組のアイドルが誕生しました。
この番組はもともと韓国で放送されていた人気番組『Produce101』の日本版です。
視聴者を「国民プロデューサー」と呼び、101人の練習生から国民プロデューサーの投票でデビューする11人を決定するという番組でした。
2020年3月4日にデビューしたJo1ですが、デビュー前から大変話題になっており、”日本アイドル界を変える存在”として注目されています。
今回はそんな大注目のJO1について解説していきたいです。
JO1の基本情報を紹介します。
引用元:https://twitter.com/produce101jp/status/1202606728455446528/photo/1
まずProduce101Japanの基本情報を紹介。
この番組は先ほども書いた通りもともとはIZ*ONEなどを排出した韓国の番組です。
そのため韓国と日本が共同制作で作ったアイドルオーデイション番組となりました。
この番組でははじめから「101名の練習生から11名の練習生を投票で選ぶ」というスタンスの元、練習生は様々な評価を乗り越えて夢を掴むため頑張ってきました。
番組はGYAO!で無料配信され、番組終了後も2020年3月末まで無料で視聴することができます。
なので、この記事を読んで興味を持ってくださった方がいましたらよかったら番組を視聴していただけたら嬉しいです。
所属事務所は吉本興業?
所属事務所は、『LAPONE ENTERTAINMENT(ラポネエンターテインメント)』といいますが、これは吉本興業と韓国の有名事務所「CJ ENM」の合弁会社です。
なので、実質吉本の子会社に所属しているということになります。
もともと吉本興業では音楽活動をしているアーティストも所属しておりますが、今回のJO1はそことは差別化をした感じのようです。
メンバーをランキング順で紹介。
引用元:https://tr.twipple.jp/p/5b/6d193.html
1位:豆原一成
MAMEHARA ISSEI
生年月日 2002/05/30
血液型 O
出身 岡山県
身長 173
17歳ながら地元岡山で子供たちのダンスの先生をしていたほどダンスのスキルが一流。
チャリンコ漕ぎながら学校に登校する純情少年が「国民の初恋」と言われ、人気に。
ずっと川尻に勝てず1位の席に座れずじまいだったがファイナルで悲願の1位を獲得し、デビュー曲のセンターを獲得。
メンバー最年少。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2157553693984384401
2位:川尻蓮
KAWASHIRI REN
生年月日 1997/03/02
血液型 O
出身 福岡県
身長 173
もともとWanna Oneや山下智久などのバックダンサーとして活躍していて、一流のダンサーと称されてきたが、バックに立てば立つほど「歓声をもらっているのは自分じゃない。誰かを引き立たせるんじゃなくて自分が表にたちたい」という気持ちが強くなりオーディションに応募。
その実力が多くの視聴者に評価され番組内では1位に一番多く君臨していました。
最終順位では2位に終わってしまったものの、逆にそれがファンの闘志に火をつけた印象。
リーダー決めの際、候補には上がったもののリーダーにはなれず。
ですが、その後JO1のダンスリーダーに就任。
引用元:https://twitter.com/zetsumeichan/status/1204727029771358208
3位:川西拓実
KAWANISHI TAKUMI
生年月日 1999/06/23
血液型 B
出身 兵庫県
身長 170
ずっと野球少年だった彼だが、実は心の中にアイドルになりたいという思いをたぎらせていました。
全くの素人だったのに番組内では”天性のアイドル”と称されるほど表情管理がうまく、アイドルになるために生まれてきたのでは?と疑われるほど。
とにかく華があるので、経験がないなんていうのは霞んでしまっている印象。
グループ入りしたことで今後の進化が最も期待できる存在でもあるかも。
引用元:https://tr.twipple.jp/h/80/81/%23大平祥生に花道をxやんちゃ.html
4位:大平祥生
OHIRA SHOSEI
生年月日 2000/04/13
血液型 A
出身 京都府
身長 176
彼もまたバックダンサー経験者。
一見ほんわかした性格だが心の中に熱い闘志をたぎらせており、誰よりも努力家というイメージ。
穏やかで優しく自分にの心配よりも他人の心配をしてしまうような人。
サンリオのポムポムプリンが好きらしい。
引用元:https://tr.twipple.jp/p/2f/3219a3.html
5位:鶴房汐恩
TSURUBO SHION
生年月日 2000/12/11
血液型 A
出身 滋賀県
身長 178
韓国でデビューの話があったがデビューテストで不合格して夢破れ落ち込んでいたところ、オーディションの話を聞き、日本に戻ってきて受けたところ見事JO1入り。
初めは態度が悪く「永遠の反抗期」と言われていたが実は誰より情に熱く友達思いで人間味のある人。
良い意味でも悪い意味でも自分に正直な人でそのキャラを活かしていこうと模索中?といったところ。
本人いわくJO1のラップと宇宙人担当。笑
引用元:https://tr.twipple.jp/p/2f/3219a3.html
6位:白岩 瑠姫
SHIROIWA RUKI
生年月日 1997/11/19
血液型 O
出身 東京都
身長 175
元ジャニーズJr.で地下アイドルでも活動していた経験があるが、全てを捧げたそのグループがうまくいかず途方にくれていたところ、オーディションを受けJO1入り。
メジャーデビューは初めてにも関わらず肝が大変座っており、実はこう見えて夜中の4時まで仲間たちを強引に巻き込んで(笑)喋り通すほどのおしゃべりさん。
本名だけど王子様みたいだということで(顔面も含め)王子キャラを徹底している。
引用元:https://tr.twipple.jp/p/5f/c5c50c.html
7位:佐藤 景瑚
SATO KEIGO
生年月日 1998/07/29
血液型 A
出身 愛知県
身長 181
モデルのようなルックスと体型、クールだけど実は感情的になることも多いキャラクターに惚れる人続出。
番組内ではやる気のなさを先生に指摘された時もありましたが一念発起して真面目に取り組むようになった彼の姿を見てファンになった人も多いとか。
これからどんな顔を見せてくれるのか楽しみな一人でもあります。
引用元:https://tr.twipple.jp/p/af/4374b9.html
8位:木全 翔也
KIMATA SYOYA
生年月日 2000/04/05
血液型 A
出身 愛知県
身長 171
一見地味で目立たない印象のある彼ですがステージに立つと目を見張るほどに豹変。
あまりに眩しいその輝きに気づいた人が次々とファンになり、中毒のような状態に。
しかし不思議ちゃんな一面も多く持っているため、時折爆弾発言のようなものも発するからひやひやする人も・・・。
JO1加入後、歌の指導をしてくれてる先生が「木全くんは声がいいからラップをやってみては」と言ってくれたことで今後はJO1のラップ担当という位置付けになりそうです。
引用元:https://twitter.com/produce101jp/status/1202606728455446528/photo/1
9位:河野 純喜
KONO JUNKI
生年月日 1998/01/20
血液型 O
出身 奈良県
身長 174
JO1の元気印のような存在。
その裏表のない天真爛漫な性格とハツラツとしたパワフルボイスでグループに活力を与える存在です。
最近では番組の企画で滝修行をした豆原を見て、ただの見届け人でよかったはずなのにかわいそうだと自ら志願して滝に飛び込んでいく姿を見てその男気ある性格にファンが急上昇中。
グループではメインボーカル担当。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2157562057614999101/2157562356216092903
10位:金城 碧海
KINJO SUKAI
生年月日 2000/05/06
血液型 A
出身 大阪府
身長 178
番組内ではFクラスという合格圏外のど素人クラスだったにも関わらず唯一合格した逸材。
その天性の才能と努力でどんどん様々な人を虜にしていきました。
番組内では仲間思いで1人で練習している練習生が気になり、進んで一緒に練習に付き添ってあげたりする優しさも。
クールな外見とラップに定評あり。
引用元:https://tr.twipple.jp/p/27/9919f1.html
11位:與那城 奨
YONASHIRO SHO
生年月日 1995/10/25
血液型 O
出身 沖縄県
身長 180
JO1のリーダーに自ら志願し選ばれました。
「沖縄から世界へ」をキャッチフレーズに愛してやまない地元沖縄への思いを常に胸に抱き、自分だけでなくJO1というグループが世界で活躍することを心から祈っています。
筋肉質でセクシーなことと大人びた魅力に魅了される人が多数。
彼もメインボーカル担当。
一番最後にメンバー入り発表されましたがもう落ちたと諦めていたようで突然選ばれた時の感慨深いリアクションが忘れられません。
JO1の名前は国民プロデューサーが決めました。
引用元:https://laughmaga.yoshimoto.co.jp/archives/54721
彼らが誕生したProduce101Japanという番組は101名の練習生の中から視聴者の国民投票を得て選ばれた上位11名のグループですが、このJO1というグループ名もまた国民プロデューサー(投票してくれた視聴者のこと)の提案で決まりました。
名前の由来は、Produce101Japanを通して一緒に夢に向かった練習生達が日本から世界のトップを目指していくという意味が込められている様子。
この名前はたくさん来た候補名から番組スタッフが選んだ名前ですが、JO1のファンネームもまたファンが考えた名前です。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=76p03i_hCXQ
JO1の公式SNSでファンの方からファンネームとその理由を送ってもらい、その中からまずメンバー1人1人が選び、その中から選んだ名前をメンバーがプレゼン。
改めてその中から投票する形で名前が『JAM』に決定しました。
名前の理由としては「JO1の「J」ANDの「A」ファン(私)という意味でMEの「M」=JAM」。
また、JO1をパンとして考えた時、ファンがJAMとなってそのパンを引き立たせるような存在になるようにという意味もあります。
さらにJAMには「満杯」「詰まっている」という意味があるためライブを満杯にするという意味も入っているとか
この名前を気に入った白岩 瑠姫がプレゼンを行い、その熱の入りように最終投票で約半数のメンバーがこの名前を選んだことからこの名前になったみたいです。
この名前からライブのグッズでメンバー考案のジャムを作ってみれば?という案もでた様子。
実現するかはわかりませんが面白そうですね。
すごく素敵な名前をファンの方が考えてくれたなと思いました。
JO1の人気の秘密ってどんなとこ
引用元:https://www.vivi.tv/post85368/
一番は、やはり『produce101Japan』から誕生したグループであること。
番組では「番組開始時に事務所に一切所属していない人」が参加条件でした。
なかにはアイドルやプロダンサー経験のある子もいましたが。
自分の所属事務所をこの番組のためにやめた子までいました。
そんな中、視聴者の投票でメンバーが決まったことにより、ファンの方はJO1に対し、おっきなプロデュース願望を持っているんだと思われます。
ただ見守るのではなく自分の推しを自分が育てていく感覚ですかね?
JO1の運営自体も新しくできた事務所ではあるため「ファンと作っていく感覚」を大事にしている感じがあります。
ですが、それをいいことに言いたい放題わがままが過ぎるファンが大勢いる印象が個人的には強くあります。
もちろん運営に聞かれたりして一緒に作っていく分は主張することは良いと思いますが、もう番組を離れひとつのグループとして歩んでいく中でファンが思い通りにならないことというのは絶対出てくるのは当たり前です。
だって全部の要望なんて聞けるわけないから。
だからこそ主張よりも基本的にはひたすら見守ることが正解だと思いますが。
このようにまるで親のように11人の成長を見守っていけることが人気の秘訣ではないかと考えています。
プロデュースしていたのはグループができる前までで後は立派なアイドルになることを見守っていくだけだと個人的には思います。
またメンバーは元ジャニーズJr.から山Pや韓国アイドルのバックダンサー、韓国でアイドルにスカウトされたがデビュー目前でダメになった人など経験者も多数ですがそのほか、全くの素人なメンバーもいます。
しかし3ヶ月でメンバーのレベルをある程度同じところまで持っていったところは本当にすごいなと思いました。
実力に差がつきすぎるのではと懸念もありましたが全然ひけを取らない感じで全体のレベルが高い印象です。
「実力派」これもこのグループの大事なキーワードだと思います。
Jo1のファンミーティングが話題な理由
デビュー前、JO1の大きな仕事のひとつが番組終了してすぐに発表されたファンミーティングです。
ファンミーティング開催時はまだデビュー前だったにも関わらず当選倍率がヤバかったと話題でした。
会場となったパシフィコ横浜は約5000人、大阪のオリックス劇場は約2500人前後くらい収容することが可能とのことでそれを昼と夜の部でやるとすると約1万5ooo人近い方が当選するような計算となるみたいなのですが、SNSを見るととにかく「落選」という文字が目立っていた印象でした。
そんな嘆きの声を聞き、運営側が急遽追加公演を用意するほど。
グッズも売り切れが多数でるなど盛り上がりを博す一方で「ダサい」などという声があがっていたことも事実です。
ちなみにファンミーティングの会場でCDの予約も可能だったとか。
ゲームコーナーやトークコーナーなどがあったそうですが、他にもCDに収録している曲を披露したとか。
披露した曲はこちら↓
・YOUNG
・無限大
・LAM PAM PAM
・Running
・ツカメ〜It’s comming
そして司会はProduce101JAPANのファンであり、吉本興業に所属している「はんにゃの金田哲」でした。
金田は與那城 推しとのこと。
JAMの間では金田の司会がうまい、愛を感じるとの声も上がっていました。
また、CDデビュー記念の配信動画でも司会が金田だったため、毎回ではないかもですがJO1で今後何かの企画があった場合などは金田が司会として立つことが多くなるかもしれないですね。
J01の無限大がえぐい?
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=U-n1BR5JCDI
おまけver
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fvGb6M-0eDU
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=O0scKJRnRgU
今回の曲のMVはCDには収録せずそのかわりにYOUTUBEでフル配信するという手法を取ったみたいです。
その効果なのかデビュー前なのにも関わらず動画再生回数は500万回を超えるという新人としてはあまりにも破格な再生回数となりました。
デビュー前とはいえど番組の視聴者だったファンがいるからすでに人気があるのでこのような結果になったということも考えられますが、ここまでの再生回数にするにはファンではない方の協力も必要不可欠だったと思います。
ファンがある程度再生回数をあげたところでJO1をよく知らない人が現れて再生回数をあげてったんじゃないかなと考えられるでしょう。
また、このような再生回数になったのは理由もあり、再生回数が上がれば上がるほど運営は様々な動画をあげることをファンに約束したから。
実際にコスプレをして踊る動画など様々なバージョンでのMVが公開されました。
そしてなんと注目度が高かったこともあり3月4日のデビュー日のオリコンデイリーランキングでは1位を獲得しました。
コンセプトのこともあるのでKーPOP 色の高いデビュー曲ゆえどのような結果になるかと思っていましたが受け入れる人が多かったようです。
ちなみにタイトルの無限大には「これからデビューしてアイドルとして解き放ったっていくJo1の可能性は無限大」という思いが込められているみたいです。
もちろんJO1に限らず全ての夢を持つ人に向けて夢を実際に掴んだJo1からのエールを届ける意味もあります。
シングルの名前は「PROTOSTAR」と言います。
この名前はJO1のコンセプトは「宇宙」ということで小さな星の分子たちがたくさん集まりキラキラ輝く星になるかのごとく素人だった子たちがみんな集まってスターになっていくという意味を込めてつけられたタイトルとのこと。
JO1が見ている先は日本だけではなくあくまでも「世界」なので世界に輝く星になりたいという思いを込めているみたいですね。
曲の印象としては全員ちゃんとパートはありますが、やはりセンターの豆原一成を中心とした構成になっている印象があります。
今後、センターは基本的には固定というスタンスでいくのかそれとも毎回常に変えていくのかわかりませんがそういった点でも注目ですね。
ちなみに振り付けは韓国で超有名なチェ・ヨンジュン先生が担当したと言われています。
なぜなら先生のスタジオには担当したアイドルなどのサインが壁に飾ってありますが最近公開した先生の動画の下のほうにJO1のサインがあったため、振り付けをした可能性が高いとされているのです。
だとしたらとても光栄なことだと思うし、JO1本当にすごいなと感じました。
筋肉キスで話題沸騰?
引用元:https://charmupaging.com/whatiskinnikukiss/
引用元:https://twitter.com/hashtag/筋肉キス
JO1の振り付けには筋肉キスというのがあります。
これはPRODUCE101JAPANのファイナリストだった練習生の本田康祐がよくやっていたものでそれを振り付けに加えたみたいですね。
おそらくはDA PUMPの「U.S.A」やTWICEの「TTポーズ」のように話題性を作ることで曲に強烈な印象をつくろうとして運営側が考えたひとつの策略なのではないでしょうか。
この振り付けが世に出た際にJAMが「やばい!筋肉キス」などとツイートしトレンドになったことからJO1の代名詞にしようと事務所側が策略?しようとしているみたいでCDの宣伝のために「めざましテレビ」に出演した際も「筋肉キス」を全面に出していました。
しかしトレンド入りしたのはあくまでも本田康祐のネタをJO1が取り扱ったことで嬉しいという声があったから。
なのに結局JO1のモノになってしまったことに関して”複雑”という声を漏らす人がいることもまた事実です。
ですが、これに関しては仕方ないというしかない気がします。
だって別に本人たちがやりたくてやったものではなく、振り付け師さんの指示によりやったものであり、本田康祐自身も複雑な感情はあるかもしれませんがJo1が使用することで自分のネタが世に出るということは喜ばしいことなのではないでしょうか。
タワレコ全店でJO1推しまくり
引用元:https://www.tsuiran.jp/word/3351794/hourly?t=1583244000
引用元:https://www.mercari.com/jp/items/m59402009082/
引用元:https://twitter.com/tower_fukuoka/status/1234757081724375040?lang=ar
全国にあるタワーレコードではそれぞれの店舗ごとに推しメンバーを設定し、そのメンバーの応援を中心とした店舗づくりを展開。
CD発売時にはその推しメンバーのメッセージとサイン入りのサービスレシートが購入者に配布されたりもしました。
アジア6カ国で1位
そして無事に発売されたシングルは、なんとこの度日本のみならずアジア6カ国で1位に輝くという大記録を達成しました。
正直驚きました。
番組で知名度はある程度あったとはいえデビューしたばかりの新人がこんな大記録を叩き出すなんて前例がなかったように思います。
しかしながらビルボードのランキングなどではまだジャニーズ勢に及ばず「やっぱジャニーズ強すぎる」という声もJAMからちらほら聞こえてきたりしているよう。
でもその大きすぎる壁を超えなければスローガンにしている「Go to the top」を実現することはできません。
JO1は韓国のパクリ?韓国人だと勘違いして否定する人も
引用元:https://mikoto-magazin.com/jo1-korean/
produce101Japanは韓国が発祥の番組でこれまでIZ*ONEなどのたくさんのアイドルグループを誕生させてきました。
この番組は「Japan」とついているようにあくまで日本のオーディション番組です。
しかしタイトルなどから勘違いし、韓国の番組と勘違いして見なかったという人も。
その印象から韓国に苦手意識がある人はJO1を勝手に韓国のアイドルと勘違いし毛嫌いする人も。
確かにオーディションには韓国の方もいました。
なんならカナダとか別の国の人も。
でも結果として視聴者が選んだのは全員日本人でした。
なので彼らの目標は「グローバルアイドル」ですが主な活動拠点は日本です。
なんならJO1のJはJAPANのJですから。笑
また、デビュー曲がKPOPであることと、メンバー全員韓国メイクをしていることから「韓国のパクリ」などと痛烈な勘違い批判をされていますが、パクリというのは真似するということ。
彼らは真似ではありません。
韓国と日本の合体している事務所で多くの韓国スタッフもいますからたとえるなら全員が日本人の韓国アイドルみたいな(伝わりますかね?)
だから真似ではなく正規です。
ちゃんと知りもしないのに勝手に批判するのはやめましょう。
ただ日本人なら日本のアイドルらしくいればいいのでは?という意見があるのも事実です。
実際、韓国メイクを施しているJO1に対し、男性がメイクをバリバリしていることに激しい抵抗を表している人も多くいるようで。
でも彼らは「日本のアイドルを変える」という目標があります。
そのためにも韓国イズムを継承しているという新しいアイドル像は新鮮で良いのではないでしょうか。
おまけ 落選組の未来も明るい?
JO1は番組内の人気投票で最終1位〜11位に選ばれたメンバーで構成されたグループです。
が、101名(始まる前に辞退者もいたので正確には98名くらい)の参加者がおり、落選してしまった人たちの今後についても番組終了後大変期待されていました。
全員ではありませんが落選した人たちの中にも今後の活躍が期待すぎるメンバーがいるので今回は簡単にではありますが、紹介したいと思います。
・男澤直樹
引用元:https://twitter.com/naoki_ozz
ボーカル志望として番組に参加した彼でしたが、この度俳優としてデビューすることとなったそうです。
そのデビュー作として2020年4月に舞台 『SING!!〜空の青と海の青と僕らの学校』(新国立劇場の小劇場)という作品で主演することが決まっています。
番組出演時はその抜群すぎるボーカルスキルで他を圧倒していた彼。
残念ながらファイナリストに選ばれることなく落選してしまいましたが、デビュー作で突然主演を務めることになったことにファンは大歓喜状態です。
しかもミュージカルらしいので彼の歌声を再び聞くことができるよう。
アイドルという道ではなかったけれど彼のボーカルスキルを活かすことのできる仕事に回り会うことができて本当によかったですね。
・BXW(ビーエックスダブリュー)
引用元:https://www.rocket-factory.jp/project/s/project_id/20
番組で残念ながらファイナルに進めずに落選してしまった北岡謙人、グチェレス・タケル、北川玲叶が番組終了後「株式会社Churros」という芸能事務所に所属したのですが3人プラスすでに事務所に所属していたタレント2名、合計5名で結成されたアイドルグループ
2020年にデビューを目指す5人組のボーイズグループ。
“ダークな恰好良さ(ブラック)” と “無垢な可愛さ(ホワイト)” を併せ持つ “Black × White” からグループ名を決定。
デビューに向けてイベントなど用意していたようですが、現在コロナウィルスの影響で次々中止となり、まだ活動ができていない状態です。
事務所が若者向けのトレンドを発信するといったコンセプトがあるようで
はやく活動ができると良いのですが・・・。
・ORβIT(オルビット)
引用元:https://twitter.com/official7orbit
2020年2月、突然開設されたYOU TUBEチャンネルにて発表されたアイドルグループ。
メンバーは惜しまれて落選したファイナリストの宮島優心、大沢駿弥、上原潤、安藤誠明と番組中、デビュー確実と言われたが諸事情により突然辞退を表明したチョン・ヨンフン 、キム・ヒチョン 、キム・ユンドンの合わせて7名。
辞退した3人は韓国人のため兵役問題などが気にかかるなどの理由で一部の視聴者から激しい攻撃されていたとの話ですが、グループ結成発表後開設されたSNSでファンに向けてこのことを日本人メンバーはしっかり理解・納得し望んだ上でグループを結成したと発表
特に上原潤と安藤誠明は番組終了後、スカウトが殺到したそうですが、それを全て蹴ってこのグループに入ったとされています。
ですが、現在所属事務所もデビューについても全くの謎状態でやきもきしているファンも多いようです。
今後の活動が気になります。
ちなみにグループ名は「軌道」という意味があります。
・エリアシ三兄弟
引用元:https://tr.twipple.jp/p/3b/372d46.html
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=yHCnaxgapc0
ファイナルには進めなかった稲吉ひかり、岡野海人、佐々木真生のえりあし長い三人はグループを組み、YOUTUBERとして活躍中です。
その世界観があまりにもシュールすぎることから「笑える」「ツボ」などと言われているようで。
独特すぎてついていけない人もいるようですが彼らを応援していた人にとってはたまらないものでしょうね。
まだ動画数は少ないですが、今後の活動が楽しみな3人であります。
・イ・ミンヒョク
引用元:https://mdpr.jp/news/detail/1867025
番組に出演する前からYOUTUBERとして活動していた彼でしたが、全ては「アイドルになりたい」という思いからだったとのこと。
なので、ユーチューブを捨てる思いで番組に出演しましたが、落選。
今後は、また復帰してアイドルとしての道を模索しているとのこと。
この行為に対し、不満を漏らす人も一部ではいたみたいですが、本人は誰に何を言われても自分の道を進んでいく決意のようです。
・G-EGG
引用元:https://tr.twipple.jp/t/b9/1214381368806764544.html
また、ファイナルに進まずして落選してしまった林龍太、三井遼、鈴木玄の3人は番組のファンのリクエストにより、日韓アイドルプロジェクト「G -EGG」の追加メンバーに選ばれて現在オーディションを受けている真っ最中。
ですが最初から11名と決まっていたPRODUCE101JAPANに対し、こちらはメンバー数は決まっていないとのこと。
最低人数は2名〜になるようですが、全てはグループのプロデューサーを務めるユナクの判断となるようで、視聴者の投票、番組スタッフの意見なども考慮しながら最終的に選考していくようです。
(鈴木玄は一度脱落しましたがユナク判断で復活)
今後の活動について思うこと
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Uy-LMIAF_WU
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=oanAkK6qnOs&t=6s
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=47iV7Q56QWQ
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=hlIxp8dt67k
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=oph9Y7La87U
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=N6itpxyv0i0
JO1は、韓国の会社との合弁会社というだけあってか簡単にいうと全員日本人なのに、韓国アーティスト化しています。
つまり「日本人グループだけど扱うジャンルはK-POP」といった感じです。
伝わりますでしょうか?
おそらくJO1に関してはデビュー曲だけではなくグループ全体の基盤としてこれからも日本人のK-POPアイドルという特異な地位を確立していくのではないかと考えます。
でも個人的な考えとしてはそれで大正解な気がします。
現在2020年に入ってから「男性アイドル戦国時代」と言われています。
とくに2020年いっぱいで嵐が一旦活動休止をすると発表しているので、2021年以降、後を追うような勢いで次々男性アイドル業界は加速をしていくとみられています。
ですが、Produce101を通して感じたこととしては、全体的に日本人のアイドルはレベルが低いということです。
反感を買ってしまうかもしれませんが、正直現在の日本のアイドル業界は、ジャニーズが独壇状態で誰も寄せ付けない状態であること、実力よりも顔面至上主義であることが特徴だと思います。
ジャニーズは日本のアイドル界において重要なコンテンツだしこれからも勢いを増しアイドル界を牽引してほしいとは思います。
しかし、ジャニーズだけがアイドルという感じになってしまうとアイドルがとにかく育ちません。
やはりそのためには別の事務所からもトップに立てるようなアイドルが出る時代がくる必要があると思うのです。
そして全てがそうとは言い切れませんが、もちろん実力派のグループ、実力派のアイドルは存在します。
でも、もっと上手い人がいるのに顔が良いから好きみたいな理由だけで人気になっているアイドルがいるのも事実です。
それもひとつの魅力だから否定はしません。
しかし、そのような状態が続くとレベルの高いアイドルが育たないという深刻な問題が発生します。
その点、韓国のアイドルは正直興味はなかったんですが、今回調べていくと本当にレベルが高くて魅力的だというのを感じました。
韓国は競争が激しいからと日本に出てくる韓国アイドルがいるのも事実ですがそうしたくなる気持ちがわかるほど日本と比べると雲泥の差でした。
何が言いたいかというとJO1は、まだ数ヶ月前まで全く素人なメンバーもいたにも関わらず全員がKーPOPイズムを継承しており、デビュー曲の時点ですでにレベルがすごく高いものになっています。
広めようと頑張ったJAMの献身的な活動のおかげもあるかとは思いますが、デビュー前で注目されているところを見ると今後の盛り上がりにすごく期待できる気がします。
事務所は新しく設立した事務所ということもあり、吉本は社運をかけているようですからJO1にこれからもかなり力を注いでくるかと思います。
そんな流れでもやはり現在はジャニーズの新星「SixTONES」と「SnowMan」には追いつけていない印象あり。
もちろんまだまだこれからではありますが、ジャニーズの牙城を崩すには相当大変かと思います。
JO1のメンバーも人気投票ということで正直選ばれたメンバーはほぼ実力というよりかは顔面重視というか本当に人気があるひとだけのグループになってしまったため初めは「実力派がほとんどいない」と非難されていました。
実際、落選組にはプロからスカウトがかかるほどすごい逸材もいたことは事実です。
しかし少ないデビュー準備期間で仕上げてきたところを見た時、そんな問題はもうないなと確信に変わりました。
これからどうなっていくかわかりませんが、日本のアイドル界のレベルの底上げにはK-POPは重要なコンテンツであるということがわかったので、トップアイドルになって新しい風を日本アイドル界に吹き起こしてほしいです。
心から応援しています。