絢香やYUI、家入レオなど実力派シンガーを次々と産んできた『音楽塾ヴォイス』という名門音楽学校からまた期待の新人が誕生しました。
その名は、「井上実優」。
2016年に鮮烈デビューを飾った彼女は、楽曲が『ドラゴンボール超』の主題歌に起用されるなど今、最も注目の新人シンガーなんです。
今回は、そんな井上実優の素顔にたっぷりと迫っていきます。
井上実優の歴史
名前:井上実優(いのうえみゆ)
本名:同上
年齢:19歳(2017年時)
出身:福岡県
所属:ビクター
引用元:http://熱愛彼氏彼女は誰.com/inouekiyu/
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9Uf61btncg4
井上実優自身は、幼い頃からずっと歌手の福原美穂の大ファンであり、歌手になりたいというより、純粋に憧れから歌がうまくなりたいという気持ちはあったよう。
そんな実優は、小学校6年生の時に佐賀県の『唐津ジュニア音楽祭2010』に出場します。
その際に「西尾芳彦音楽賞」を獲得。
引用元:https://ticketcamp.net/fukuhara-miho-goods/
歌ったのは、井上実優が大好きで本気で憧れている福原美穂、最大のヒット曲『LOVE〜winter song〜』です。
これを自信に変え、高みを目指すために福岡県にある『音楽塾ヴォイス』という大変有名な音楽学校に通うことに決めます。
この学校は、冒頭でも触れたとおり、絢香・YUI・家入レオらが卒業したことでも知られている名門音楽学校です。
しかし、実はこれ”本人の意思”ではなかったよう。
というのも実は、井上実優は4人家族で、全員が音楽好きとのこと。
とくに娘を歌手にすると娘がまだ幼い頃から勝手に?決めていた父親の計画だったそう。
唐津の音楽祭に関しても父親に「応募しといたから」と勝手に言われ、出場することに。ww
もちろん歌手になるということはそんなに甘いものではありません。
そのため、お父さんも自分が行動することで必ず娘が歌手になれるわけではないけれど、「もしチャンスにつながるなら全力で頑張りたい」というニュアンス?だったみたいです。
それは、音痴だった実優が小学校4年生頃から急激に歌うまになったことがきっかけだったそう?
音楽塾ヴォイスでは問題児だった?
しかし、激しい人見知りで引っ込み思案だった井上実優は、「音楽塾ヴォイス」内で、全く自分をアピールせず、先生と話していてもすごく声が小さかったそう。
実際のところ、学校でも問題の答えをわかっていても、しゃべりたくないから、回答を一切しないというレベルの引っ込み思案だったようです。
そのような状態のため、音楽塾ボイスの先生は困っていたんだとか。
でも、中学→高校と進むにつれ、「このままじゃダメ」という強い気持ちからテニス部にはいったり、学級委員を務めるなど積極的に行動するよう努めたそう。
あえて自身を追い込み、「そうせざるを得ない」と思わせることで強制的に積極的に行動。
そのことで、内気な自分と卒業することに成功したのです。
デビューのきっかけ
中学、高校の頃には、自身で作詞・作曲をし、楽曲を貯めていたという井上実優。
この頃から歌手として本格的にデビューする夢を抱くようになったみたいです。
2016年に、上京を決意し、心機一転本格的に歌手を目指すため、前を向く決意をしました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=4KsJjMt1VI8
デモテープが音楽番組のプロデューサーの耳に止まり
『FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~
in 日本武道館』のアーティストラインナップに
見事抜擢!人生初のステージは日本武道館!!
1万人をバラードで魅了したそうですよ~♪
デビュー前の新人が普通、あの日本武道館のステージに立つことは、絶対にありえないことのようです。
そんな奇跡を成し遂げた井上実優。
ちなみに歌った楽曲は自身が作成した『I will be your love』。
(この曲は、井上実優メジャーデビューシングル『Boogie Back』のカップリング曲に収録されています。)
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=7E7G5K2wHlI
そして、2017年に行われた『音楽塾ヴォイス』のデビューオーディションに合格し、卒業→歌手デビューを果たします。
それに伴い、2017年4月19日にビクターエンターテインメントから「Boogie Back」という楽曲でメジャーデビュー。
しかもこの曲はデビュー曲にして立派なタイアップつき。
毎週日曜、フジテレビ系で朝9時から放送中のアニメ『ドラゴンボール超』のエンディングテーマ曲として起用されたのです!
すごくないですか!!
・・・・正直「アニメの世界観に合わない」といった意見があるのも事実です。
しかし、無名の新人がデビュー曲でこのような国民的アニメの主題歌を務めることは異例中の異例。
つまりそれほどまでに彼女が注目されていることを指すのです。
そして、デビューした際、『その声は世界を黙らせる』というキャッチフレーズがついたそう。
洋楽が好きなため、作成する楽曲は、ほぼほぼ洋楽っぽいテイストの曲みたいですね。
ちなみに、この曲は、作詞家の三輪コーダイとの共作だったそうですが、いままでは趣味程度の作詞だったため、井上実優の文章がなっていないと結構怒られながら直されながら一生懸命作詞した作品のようです。
文章の固さゆえに「上司へのメールかよ」とツッコまれたとか。ww
てか、「上司へのメール」と言われるほど硬かったんですかね?
文章。www
どんな詩を書いていたのか気になります。
そんなこんなを経て現在は、2ndシングル「Shake up EP」を発売中。
今回はデビューシングル『Boogie Back』とは真反対の位置にあるような楽曲ではないかと思っていますが、これも間違いなく私自身ですね。今回は「さらけだす、ありのままの自分を見せる」というコンセプトがあったので、まっさらな感じをイメージして写真やミュージックビデオも含めて作り上げていきました。収録曲はそれぞれ全く違うタイプの楽曲ではありますが、どれも夏にピッタリというか、夏のいろいろなシーンや時間帯に合うナンバーを揃えられたと思っています。
CDのジャケットも、かっこよかったデビューシングルから一転、白を基調とし、どこかチャーミングな感じになっています。
様々な顔が見られるので、これからどんな曲を歌うのか、次のシングルが楽しみになりますね。
井上実優ってどんな歌手なのか?
引用元:https://www.barks.jp/news/?id=1000138516
井上実優のこだわりとしては、”1曲ごとに主人公を変えること”だそうです。
ストーリーが全く違う曲を違ったアレンジで歌い上げることで、1曲ごとの世界観を大切に歌い上げるポリシーとか。
でも、これって本当に歌がうまい人でないと到底できえないテクニックだと思うんです。
彼女は、YUI、絢香、家入レオ等を輩出した福岡の音楽塾ヴォイスの出身だが、少なくともこのデビュー・シングル3曲中の2曲、「Boogie Back」と「Slave」は、歌をしっかり聴かせる方向にフォーカスを合わせたサウンド・プロダクトではない。歌い上げる系のバラードは3曲目の「I will be your love」のみで、「Boogie Back」はBPM128で「Slave」はBPM126(ともに測ってみました)、いわゆる今のダンス・ミュージックのセオリーにのっとった楽曲だ。ただしEDMというほどけたたましくはない、でもちょっとその要素も入っているみたいな、とても絶妙なところに落とし込んだトラックに仕上がっている。
で、井上実優はその上で自在な歌を聴かせているわけだが、このハマりがいい。とてもとてもいい。「こんなトラックにこんな歌、ありか!?」みたいにびっくりするものではない。「ああ、いいなあ」と思いながら聴いているうちに「あれ、待てよ、よくある音に思えるけど、このくらいの角度でこのあたりを射抜く音って、実は今なくないか?」という新鮮さに満ちている。
個人的には、歌っている楽曲がどれも洋楽っぽい雰囲気を醸し出していたところも含め、「福原美穂」にインスパイアされた感じにみて取れました。(良い意味)
ちなみに、歌手としての目標は「クリスティーナ・アギレラのような声を出すこと」。
音楽塾ヴォイスでは洋楽の勉強も行うらしく、その際に彼女に対し、強い憧れを抱いたそうです。
「クリエイターを集まらせる」力と、「集まったクリエイターの力を引き出す力」を、このアーティストも秘めているのではないか、という予感がする。
周りの大人たちも彼女の実力を強く認めているからこそ、集まってくるんだと思うんです。
そのことからも井上実優の実力がわかる気がします。
4月19日に3曲入りのCDとしてリリースされるが、それに先駆けて、3月22日には表題曲のMVを公開。MISIAやAAA等、数々のMVやCMを手がけてきた中根さや香がディレクターで、モデルのaRekとアユミ ターンブルが出演している。そして同日から、国内の主要音楽配信サービスのすべてで先行配信がスタートした。
新人で武道館ライブを行ったり、いきなり全ての配信サービスで先行配信されちゃったりとか。
本当に、将来が楽しみです。
音楽塾ヴォイスってどんな学校なの?
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=mISTADN0RiQ
音楽塾ヴォイスとは、1997年に福岡県に設立されたプロフェッショナルな歌手を育てる養成機関として設立された音楽学校です。
引用元:http://n-jinny.com/788.html
音楽プロデューサーの西尾芳彦が主宰しています。
1クラス3人までの少人数制のレッスンとなっており、ヴォイス理論と呼ばれる西尾独自の実践的ロジック集(数多くの楽曲をバラして独自に研究、400~500ある蓄積したメロディーのツボ)を使用する。また現役のプロデューサーでもある西尾芳彦がメジャーのフィールドで実際に行ない、役立ったもののみを徹底的に教え込むレッスンとなっている。
3ヶ月に1回、レコード会社の方にプレゼンをする形でデビューのためのオーディションを行っています。
でも、そのオーディションに選ばれるとデビューになるためか、合格するのはかなり狭き門のようです。
西尾氏自身も実は1986年にオーディションに合格し、歌手デビューを果たしました。
しかしながら歌手活動に限界を感じ、1995年に地元の福岡県に戻り、この学校を設立する流れに至るのです。
ただ、歌手になりたい人を指導するというスタンスではなく、あくまでその先に「プロデビュー」を見据えて計画のもと、育てていくスタイルのようです。
西尾氏があらゆるヒット曲を分析して編み出したもの。もともとは「感情のひだをいかに伝えるかが原点」と西山氏。感情表現のストレートな伝達を目的に、「メロディーワーク、コード進行、リズム、曲の構成」の4カテゴリーから、一つの曲を分析する。301以上に及ぶ理論を覚え、継続して実践することで「歌い手自身で曲を分析する能力が身につく」とした。
出身アーティストはみんな、実力派のシンガーソングライターばかりであり、入塾希望者も大変増えているようです。
もちろんお判りだとは思いますが、この学校に通ったからといって必ず歌手デビューできるわけではありません。
相当、狭き門なのです。
クールすぎるとファンからダメだしw
Instagramをはじめたのですが、私は自撮りするのが苦手でして……笑顔を作ろうとしてもどうしても引きつった表情になってしまいます。それでも頑張って自撮りをして載せてみたときに、コメント欄に、おそらく写真家の方だと思うのですが、「実優さんは笑顔が苦手と見受けられます」と書かれてしまい……
なんかすごく彼女の人間性が現れているエピソードだと思いました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=w4hTZVP1g1o
歌っている楽曲のイメージからも、クールな雰囲気はあるので、そのままの彼女で良いんじゃないですかね。
笑顔が苦手なのもまた個性です。ww
井上実優はこれからどんな歌手になる?
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-1ahiGLoUM0
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=6cllFLZdM_s
井上実優の楽曲を聞いてみたのですが、素人耳にも、「この人お世辞抜きにうまい」と素直に思える実力だと感じました。
「曲によって物語を変えることができる」とのことでしたが、正直これってどういう意味なんだろうと思っていました。
だって、雰囲気は違ったって声は本人の声だから。
でも、聞いてみてなんとなく思ったのは、デビュー曲『Boogie Back』も2ndシングル『Shake up EP』も曲のカラーやストーリー、メッセージ性まで全て違うということを声で教えてくれてる感じが伝わってきました。
ごめんなさい。
感動したことをお伝えしたいのですが、あまり良い表現が思いつきません。
これって簡単にできるように感じるかもしれないけど、実際は”至難の技”だと思うのです。
それを意図も簡単に(簡単じゃないかもしれないけど)やってのける井上実優に感銘いたしました。
ラジオで流れているのを聴いて、ファンになったという人の声も聞きます。
まだデビューして何ヶ月しか経ってないということもあるかとは思いますが、もっといろんな人にまずは彼女の曲を聴いてほしいです。
どんなに実力があっても日の目を見ない人もいますし、本当に「運次第」のところはあると思います。
でも、懸命に走り続ければいつか誰か振り向く時が来るはず。
本当にキャッチフレーズのように世界を黙らせる歌を聴かせてくれる時まで走り続けてほしいです。
期待しています!!
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