M-1グランプリ2019で5040組の中から見事優勝をつかんだミルクボーイ。

彼らはほぼ初めてテレビに出たのがこの番組で、まさに一夜にしてMー1ドリームをつかんだのでした。

優勝したその日からオファーが鬼のように殺到している彼ら。

2人とも実に親しみやすいキャラクターで今後が本当に楽しみです。

ということで今回は大注目のミルクボーイについて調べてみました。

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ミルクボーイの名前の由来にびっくり?

引用元:http://wataruvt.com/smile/5150/

駒場孝(こまばたかし)

性別:男性

生年月日:1986年02月05日

身長/体重:175cm /72kg

血液型:B型

出身地:大阪府

趣味:ボディビル

出身/入社/入門:NSC大阪校

引用元:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2843

引用元:https://resumedia.jp/22353.html

内海崇(うつみたかし)

性別:男性

生年月日:1985年12月09日

身長/体重:168cm /82kg

血液型:B型

出身地:兵庫県 姫路市

趣味:けん玉2段/早食い

出身/入社/入門:NSC大阪校

引用元:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2843

驚きました。偶然にも「たかし」の集合体だったんですね。

2人しかいませんが。笑

この2人は高校時代、お互いに別のコンビを組み漫才を学園祭で披露するなどしていました。

出会いは、「大阪芸術大学」

2人ともこの学校で”落語研究会”に所属し出会いを果たします。

ですが、最初内海のほうが、「アイスホッケー部」と「落語研究部」のどちらに所属しようか悩んでいたらしくて、2ヶ月遅れで加入したのですが、加入してすぐ、駒場に誘われ、「ミルクボーイ」として活動することに。

ただ、活動っていったってまだプロではないので、大学祭で披露するとかといった程度でした。

そのままの勢いでアマチュアのまま2006年に『M-1グランプリ』に挑戦。

敗退はしたもののアマチュアなのに2回戦に進むことができたということがお互いに自信になったらしく本格的にプロを目指そうと決意を固めたのです。

そんな中「大学生Mー1グランプリ」という大会があり、出場してみたところ、見事優勝

2007年にはその勢いを引っさげてbaseよしもとのオーディションを受け、合格。

晴れてプロになりますが、NSCの27期生が同期となることから27期生と言われている2人ですが、NSCに通っていたわけではないので、他の27期生から不服との声が挙がっているよう。

ミルクボーイの名前の由来ってなんなのさ

ところで、ミルクボーイという名前の由来ってなんなのでしょうか。

実はコレ、内海が高校生のころ、「Mー1甲子園」という大会に出場するために考え名前でボツにしたものを採用した形だったそう。

まさかのボツを回収した名前だったとは。

ボツになっちゃったけど「ミルクボーイ」って名前を実は気に入っていて、間近にライブが迫っていたことから「いいや。ミルクボーイで。」とそんなノリで決めたそうです。

しかしながら「ん」の入った名前のコンビは売れるなどという芸人ならではのジンクスがあることから一旦、「ジン・ウォッカ」という名前にしていたこともあるそう。

ですが、先輩たちが「いや、ミルクボーイのほうがよかったよ。」と言ったことで、「ミルクボーイ」に戻したそうです。

ちなみに、なんで「ミルクボーイ」と名付けたかという理由は本人たちが発信していないため結局のところ、不明です。

関西の漫才ライブで5度の優勝をするなどこれから軌道に乗るか?と思われた頃、悲劇が起きます。

その出来事は「Mー1グランプリ」の廃止です。

2人はM-1で優勝という漫才師なら誰もが獲得したい賞のために頑張っていました。

しかし司会者がいなくなってしまったことからM-1をなくすことになり、希望を失ったんです。

そこから内海がギャンブルに取り憑かれるようになってしまいます。

もともとギャンブル好きだったらしいですが、目標を失い、時間ができたことでギャンブルに時間を使うことに。

そこから5年、ギャンブルに明け暮れるも、結局芸人のかなりかなり強い要望から『Mー1グランプリ』は司会者、審査員を一層することで復活しました。

そしてミルクボーイも活動を再開します。

転機になったのは史上最年少で優勝を果たした番組初平成生まれのチャンピオン「霜降り明星」の優勝です。

2018年、彼らの優勝→活躍に強い刺激をもらった2人。

駒場は友人からの誘いを全て断るようになり、内海も強い気持ちでギャンブル断ちに成功

こうして2019年のM-1のために1年間漫才だけに集中します。

そしてみなさん記憶に新しい2019年のMー1グランプリの優勝につながるのです。

すごいですね、1年で取り戻せるなんてすごいと思います。

しかも番組史上最高得点の「681点」を獲得。(700点満点)

テレビに出ることが実はほぼほぼ初めてだったのにも関わらず一気に心を掴まれた視聴者が多数。

一度ネタを見ただけで、「もうミルクボーイ優勝だよ」とSNSでも大反響だったそうです。

ちなみに本人たちも自覚しているそうですが、芸人といえば若い人に人気のイメージもありますが、彼らのファンの年齢層は割と高め(もちろん若い人もいると思いますが)とのこと。

審査員には「君たちには天性のセンスがある。それが優勝につながった」と評されていました。

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ミルクボーイ効果でコーンフレークがフィーバー?

M-1の舞台で披露したネタには「コーンフレーク」と「最中」があります。

とくに「コーンフレーク」はM-1の翌日、番組を見た人が「なんか急に食べたくなった」とか言って買いに行ったりしたとか。

なかには売り切れの店舗も。

そして巷ではコーンフレークのアレンジレシピが出回るなどその盛り上がりは大変好調のようです。

なんだかとにかくM-1効果がすごいですね!!

しかも彼らのネタをコーンフレークメーカーのケロッグが見ていたらしく。w

ツイッターに書き込みをしました。

https://twitter.com/KelloggsJP/status/1208740020720267264

引用元:https://twitter.com/KelloggsJP/status/1208740020720267264

引用元:https://twitter.com/KelloggsJP/status/1208742844627738624

https://twitter.com/KelloggsJP/status/1209045248212520961

引用元:https://twitter.com/KelloggsJP/status/1209045248212520961

社をあげてミルクボーイのことを歓迎しているらしく、彼らを公式サポーターに就任させるなどしています。

その際に、ネタの中で「栄養素の5角形」というセリフがあるのですが、「本当は「10角形」」だと教えていました。w

その後、ミルクボーイは訂正していただいた情報を入れたネタを作成。

どうやらケロッグと良い関係を保てているみたいですね。

また、イラストレーターの森田伸がミルクボーイをコンフレークを使って表現し、17万もの「いいね」を獲得していました!

引用元:https://twitter.com/moritax321/status/1210866680777170946

このミルクボーイのコーンフレークフィーバーはもうしばらくは続きそうですね。

ちなみに最中界にも旋風を巻き起こす。

また、ファイナルで披露した「最中」のネタにも大きな反響が巻き起こっているんです。

そして最中を発売している和菓子店も反応。創業70年の熊本の和菓子店「お菓子の香梅」はツイッターで「ミルクボーイさん優勝おめでとうございます。上顎にひっつきにくい『ふた口最中』です!」と祝福しつつ、自社製品もPR。東京・多摩地区を中心に和菓子を販売する「和菓子 紀の国屋」も「ミルクボーイさん、優勝おめでとうございます!マカロンのひいひいひい爺さんの最中はいかがでしょうか」と自社の最中を写真でアップ。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000050-dal-ent

”最中は模様が怖い””口にすぐひっついて食べづらい”などとネタで言っていますが、そのことに対して、いろんな和菓子店の方がSNSで「ミルクボーイさん、うちのは怖くないです。」「うちのは口にひっつかない構造です。」などと自社製品のアピール合戦。ww

またネタの中で最中の家系図なるものが出てきますが、それを書き起こす人が続出。

引用元:https://twitter.com/miyazakion/status/1208864584938868736

しかもあのロッテの雪見だいふくの新商品宇治抹茶味の宣伝にも最中の家系図が登場しているんです。

引用元:https://twitter.com/yukimi_lotte/status/1221810089805283336

影響力が本当にすごいんだなと思いました。

しかもこのような影響力があるなら今後、他のネタで取り扱った物がまた宣伝となり、どんどんCMやスポンサー契約が決まっていく未来があるかもしれないですよね。

なんだか夢が広がりますね。

こういう仕事の取り方もあるんだなと思いました。w

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内海ってこんな人

引用元:https://usagi-syufulife.com/2019/12/24/5004

内海には、交際して5年以上経ち、Mー1優勝を機に結婚を約束している彼女の「あやちゃん」がいます。

彼女を隠すつもりがなく、素人だから顔出しこそないもののツイッターにしょっちゅうでてきます。

しかもツイッターを見る限りではかなりラブラブな彼女です。

売れる前に唯一いた1人だけのファン

それがあやさんです。

内海のツイッターは以前、いつも1件だけコメント(リプ)がついている状態でした。

実はその1件はあやさんがつけていたものでした。

それがきっかけで会う機会があり、交際に発展したためファンが彼女となっているみたいです。

あやさんは本当に献身的にずっと内海を支えてきました。

ケーキを買ってきてくれたり、料理にいれるピーマンやニンジンをハート型に切ったり、角刈りの散髪をしてたり。

内海のブログはあやちゃんのことで溢れています。

素敵ですね、これからも彼女との愛のパワーで頑張ってほしいと思いました。

角刈りの理由が衝撃的

引用元:https://familyship.life/miruku-utumi/

内海といえばトレードマークは「角刈り」です。

角刈りの理由は「老けたと言われたくないから」

?って感じかもしれないですが、髪の毛が抜けて老けたと言われるくらいなら角刈りにして最初から老けているように見せたかったとのことです。

目からうろこが出るかとおもいました。(出ませんでしたけど)

もともとトミーズ雅に憧れており、老けないトミーズ雅が好きで、自分もそのようになりたいと思ったからみたいです。

発送がななめすぎて笑ってしまいましたが、まあ素敵な作戦なのではないかなと思いました。

ですが、散髪屋のおじさんに初めて散髪しに行った時に「どうして?」と聞かれたそう。

それに対し、内海は「いやー、面白くしたくて」と答えたそうです。

するとおじさんは「なるほど。絶対にウケますよ」とノリノリで散髪してくれたそう。

さすがに「老けたいから」とは言いづらいですよね。ww

ちなみに初めて角刈りにしたのは、2017年の2月3日。

そのため内海は2月3日を自分の中で「角刈り記念日」と設定しています。

実は、その角刈りもいろいろ試行錯誤があり・・・

いままで内海は自身のツイッターで角刈り関連の投稿を「角刈りくんがゆく」というタイトルであげ、いろいろな角刈りを載せています。

引用元:ミルクボーイ内海 公式Twitter

実は内海の通っている理容室は角刈りの全国大会で3位に輝いたことのある「プロムナード塚本店」というところです。

店主は内海がお金が無いこと知り、2年間無料で角刈りにし続けてくれたそう。

そんなプロムナード塚本店に恩返しするためにM-1の賞金を使いたいと話す内海。

なんでも賞金を使ってお店に角刈り専用台を作るそう。

角刈りの散髪代は内海が立て替えるので無料になるとのこと。

お客さん殺到しそうですね。

ちなみにいままで塚本店しか行ったことがないわけではなく、いろんなお店をてんてんとしていたみたいですが、最終的に塚本店に落ち着いたよということみたいです。

内海お手製ホームページのセンスよすぎ問題

引用元:https://togetter.com/li/1447081

引用元:https://togetter.com/li/1447081

内海はTwitterのほかに自作した個人サイトを運営しています。

が、そのサイトのクオリティがえげつなくてファンの心をすごくつかんでいるそうなんです。

サイトには、その日のスケジュールやメッセージ、公演予定、ギャンブル日記、食事の予定表、ここだけの秘密、好きなもの、ほしいもの、自分史など書ききれないくらい内海のすべてを知れるもりだくさんボリュームのサイトになっています。

しかも今なら結婚記念で、内海を見つけてサイト内にあるクーポンをみせたらクーポンにあるハンコをサインに押してもらえる券が発券されてました。

なにそれ、すごすぎ。w

リンクを貼っておきますので興味ある方はぜひ見てほしいクオリティです。

https://milkboy.crayonsite.net

ファンレターの宛先なども載っているし、なによりすごいのはメッセージをくれたファンひとりひとりに丁寧に名前入りでちゃんと返信していること。

ですが今はあまりに量が多く返信できなくなってしまったので返信は停止しているとのこと。

それでもちゃんと読んでいるから送ってくれたらうれしいと一言残しており、人柄がすごく伺えます。

絶対ファンはうれしいやつだと思います。

しかも忙しい今でもちゃんと更新はしているところが尊敬。

なかなかこういうことをしている芸能人ていないから(大概はSNS更新くらい)こういったj分の売り込み方ってすごく良いなと個人的には思いました。

これからもますます忙しくなると思うけど無理はしない範囲で続けていただけたら嬉しいなと感じています。

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駒場ってこんな人

引用元:http://wataruvt.com/smile/5150/

大学生時代から学業とジム活の両立をしていた駒場は芸人とボディービルの二足のわらじを履いています。

ボディービルコンテストで優勝する経験もあるすごい方なのですが、どちらも本気なので手を抜いていないところが尊敬に値するかなと思いました。

また高校時代は剣道をやっていたそうですが、スキンヘッドで顔が強面だったからか皆から「ハマの狂剣」という名前をつけられていたそうです。

英検やそろばんの資格などいろいろ持っており、才能豊かであることが伺えます。

ボディビルの経歴を買われ、「月刊ボディビル」でコラムを担当したりもしているとのこと。

仕事の合間に少しでも時間があればジムに通っているそうです。

そして筋肉自慢の芸人が多数集まったボディビル大会でも優勝してます。

この大会にはなかやまきんに君などが出演していました。

それだけに収まらず、実はプロの格闘家や芸能人にトレーニングの指導をしていたこともあるそうです。

https://www.instagram.com/p/BccBWDplmVc/?utm_source=ig_embed

引用元:https://www.instagram.com/p/BccBWDplmVc/?utm_source=ig_embed

M-1で2位だったかまいたちの濱家も食事の指導をしてくれとSNSを駒場に送っていたこともあるみたいで。

奥さんとの関係が素敵

引用元:https://cororotan.com/milkboy-komabayome/

フードコーディネーターの美人妻、ゆきさん。

友人である芸人から紹介されたことがきっかけで無名時代から交際を経て2018年に結婚しました。

下積み時代から献身的にお笑いとボディビルで活躍する駒場を食事の面を中心にアシストしていた奥さん。

結婚式にはボディビル仲間も多く集まったそう。

また、内海はサプライズでピアノの披露もしたそうです。

ただ、その頃正直まだ芸人として目は出ておらず生活できないわけじゃないけれど、良い生活はできない状況でした。

それでも奥さんは「生活ができないわけじゃないなら構わない」と快く結婚に応じたというのです。

贅沢できなくても一緒にいるだけで幸せだと語る奥さんは本当に素晴らしい。

また。M-1の際、奥さんは毎日コーンフレークに祈りを捧げていたそうです。

(台所にコーンフレークの献花台?みたいのを作っている)

優勝した時は号泣したという奥さんですが、優勝し人気者になったことで、今度は寂しいのでちょっと辛いという奥さん。

でも売れるということは良いこともたくさんあるから割り切ってこれからも素敵な関係を築いていってほしいです。

今後の活躍に期待・・・だけど

引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/23/kiji/20191223s00041000302000c.html

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YHuPN4iyz3I

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=OwB2HPb0wvs

すごく個人的な総評となりますが、私的には「ミルクボーイ」は非常にわかりやすい漫才が人気の秘密だと思っています。

内海のツッコミが声がでかく聞き取りやすい喋り方をしているので、すんなり入ってきますし、ネタの題材も身近なものばかりなので共感が必ずあります。

なので、何も考えず素直に楽しめるのがポイントだと感じました。

ただ、やっぱりネタがワンパターンと言いますか、まあ、もちろん各コンビそれぞれのスタイルというものがありますから、あれが自分たちのスタイルということなのだろうと思います。

でも、いつか飽きられるだろうなとは思います。

なので、難しいとは思いますが今のおかんがど忘れしちゃったシリーズではない全く違う切り口のネタが今後発表されたらもっと強くなるのではないかなと思っているのですが、今回のネタで優勝したことでそれも難しいんだろうなと思いました。

やはりオファーする側としては今回フィーバーとなった「コーンフレーク」のようなネタを求めて「ミルクボーイ」をオファーするだろうし。

また、彼らは非常にスポンサーがつきやすいネタが多いのでそれが最大の武器になりそう。

あと、一概には言えませんがファンの年齢層が割と高いらしいのも個人的には好感です。

もちろん若い人に人気があるのも大事だけど中年層に人気があるのもそれはそれでなんか素敵だなとなんとなく感じてます。

最近は、流行の傾向としては「人を傷つけないお笑い」というのがキテいるみたいです。

それこそ3位となった「ぺこぱ」も全てを肯定するツッコミで話題です。

ミルクボーイもネタ的に暴力的な表現は一切なく、見ているほうも気持ち良い気持ちになれると言われています。

2人とも、ちょっとだけ残念なところもありますが、人格者だなと思うところがあるので、その性格の良さなどを武器にしてこれからも多くのファンを獲得して頑張ってほしいなと思いました。

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